DSLのバイク漫遊日記

大学生が趣味全開で書きなぐる漫遊日記です

FUJIFILMはいいぞ~っていう話

皆さんカメラって持ってますか?

一言に「カメラ」って言ってもいろいろなカメラがありますし、スマホのカメラだって今となってはとても日常的に気軽に使えるカメラの代表格です。

 

さて、以前自分のブログで「なぜ今ミラーレスカメラなのか」っていう題名でミラーレスカメラについての魅力を話してきましたが、今回は自分が現在所有している「FUJIFILM(富士フィルム)」についてお話ししたいなと思います。

 

 

日本のカメラメーカー

まずその前に現在日本でミラーレスカメラを販売しているカメラメーカーって

何があると思いますか?

 

主要なメーカーとしては

Canon(キャノン)

Nikon(ニコン)

Olympus(オリンパス)

Panasonic(パナソニック)

Sony(ソニー)

Pentax(ペンタックス)

FUJIFILM(富士フィルム)

 

という7つのメーカーがあります。

そしてそれぞれのメーカーには各々の特徴がありますが、ほかのサイトなどでまとめてある記事もありますので今回は割愛します。(めんどくさいだけ)

 

FUJIFILMについて

この中でFUJIFILMは他社にはない特徴があります。それはもともと「フィルム」を作っていたということです。

 

最近の世代の人が知っているかわからないですが、先日亡くなられた樹木希林さんがCMに出ているのを見たことがある方もいるかと思います。また、下町やちょっと古い写真屋に行くと看板に「FUJICOLOR(フジカラー)」っていう看板があるところもあります。

 

そして2014年に創業80周年を迎えたときにスローガンとして「Value from Innovation」を掲げて現在に至るといったところです。これって要はイノベーション(=技術革新)によってバリュー(=価値)を生み出そうっていうことだそうです。(本社HPより)

 

実際にCMで「医療の現場で~」だとか「現在の8K放送では~」っていうようなものがあり、CMを見る限りでは確かにこれは技術革新だなと思います。まあ実際にしっかりと情報を見たり実際に体験したわけではないので確実性、信用性っていうのは不透明ですが...。

 

とまあFUJIFILMのざっくりとした説明はこのぐらいにしてカメラの話に行きたいと思います。

 

FUJIFILMのカメラについて(長所)

国内メーカー7社のうち現在ほとんどがミラーレスカメラを作っていますが、FUJIFILMAPS-Cセンサーサイズのミラーレスしか作っていません。(中判カメラはまた別として)

 

これってなんでだろうって思ったんですが、恐らく(個人的な憶測ですが)ほかのサイズに変えたり、ミラーをつけたり(一眼にする)っていうのがコストがかかってしまうからじゃないかと思います。

センサーサイズが違えばレンズも変わりますし、ミラーをつけるってことは可動部分が増える=故障する可能性(箇所)が増えるし、そうなってくると開発にお金がかかるし、そうなってくると販売価格を上げざる終えないし...。

そうなってくると他社との競争に負ける可能性が出てきます。(まあ価格のみが売り上げを左右はしないですけどね)

こういうことから一本芯を通しているんじゃないかなあって思います。

 

そんなことはさておき、FUJIFILMの特徴は

・色味が安定している(フィルムシミュレーション)

・見た目がちょっとレトロ

・操作系がわかりやすい

・価格帯がそこまで開いていない(自社製品内では)

 

っていうところだと思います。

 

色味について

さっきフィルムを製造していたっていう話をしていたと思うんですが、そのおかげ(?)で色の再現度は非常に素晴らしいのではないかと思います。ただ、現在現像の技術が発展していてPhotoshopなどの画像編集ソフトでいくらでもいじることはできるので自分の好みの色味にすることはいくらでもできます。

でも、FUJIFILMは俗にいう「撮って出し」がとても評価が高いと思います。これは簡単に言うとファイルの拡張子が「.jpg」であるってことです。

 

写真をある程度やってたり仕事で写真を撮ったりする方は「RAW現像」といわれることをしたりします。これは撮った写真のデータを圧縮せずにそのままの状態で保存し、パソコンで画像をいじれる幅が非常に大きい状態のものです。でも圧縮しないということはファイルサイズがとても大きいですし、一度パソコンを使わないとちゃんと写真として目に見ることができないっていうデメリットもあります。

 

昨今SNSなどに写真をアップする人が多い中いちいち写真を上げるのにパソコンを使うなんて面倒だと思います。そんな時に撮って出しができると便利だと思います。写真も撮った後カメラとスマホをつなげてスマホに写真を転送してあげればそのままアップすることができます。

さらにFUJIFILMならではの機能があってそれがフィルムシミュレーションってやつです。これを使えばコントラストを強めたり弱めたり、白黒にしたり、ジオラマっぽくしたりといろいろあって使ってみると意外に楽しいです。

 

ただ、さっき仕事で使う人がいると書きましたが、プロの現場からするとFUJIFILMの色味は何でか知らないですけど少し扱いずらいというか、人を選ぶみたいです。まあそんな人がこの記事読まないと思いますけどねw

 

見た目について

つぎに見た目なんですが、ほかの6社に比べてレトロな外観のカメラが多いように思います。特にX-Pro2なんてフィルムカメラのそれです。

 

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X-Pro2(引用元:https://cdn.pocket-lint.com/r/s/970x/assets/images/136158-cameras-review-fujifilm-x-pro2-review-image1-fexoviyaez.jpg)

 

なんか全体的に一昔前のカメラみたいにちょっと角ばってますね。

あと全体的に金属の重厚感があります。

 

あと、これはミラーレスカメラじゃなくってフィルムカメラ(チェキ)なんですが、最近テイラー・スイフトさんが出ているCMで「instax(インスタックス)」が流れていました。

 

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instax mini 70(引用元:https://instax.jp/cheki-press/products/1825/)

 

これとかはカバンに入れておいてさっと取り出してすぐに現像できるし、見た目もポップでかわいいです。

 

操作系について

3つ目に操作系なんですが、さっきのレトロな見た目と関係するんですが、昔のカメラってISO感度はフィルム自体で決めていましたし、絞りはレンズのリング、シャッタースピードはカメラのダイヤルで、といった感じで実際に数値などを目で見て確認することができました。しかし、最近のミラーレスは比較的初心者でも簡単に写真が撮れるようにってことでボタン類、ダイヤル類を極力なくしたものが多いように思います。

確かに最初のうちはそれで十分だと思いますし、自分も最初は全部オートで撮ってて、たまにぼかし方を変えるためにMFに変えるぐらいしかしていませんでした。でも、どうしても感度や絞り、シャッタースピードを変えないといい感じに撮れないシーンってたまにあるんですよ。

そんな時にダイヤルだとかを少ないといちいち十字ボタンポチポチして数値変えて、それでもだめだったらまた変えて...っていう風にしないといけなかったりします。ま、ある程度のモデルになるとファンクションダイヤルっていう形で機能を割り当てられるダイヤルがつきますけどね。

 

その点、FUJIFILMのミラーレスは操作系が充実しているものが多い感じがしますね。(X-Tシリーズ、X-H1、X-Pro2に限る)

 

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X-T1上部(引用元:https://www.imaging-resource.com/PRODS/fuji-x-t1/fuji-x-t1A.HTM)

 

こんな感じでカメラ本体の上部にいろいろなダイヤルがついてます。最初は戸惑う方もいると思いますけど、そのうち慣れます。

そして、この形のいいところっていうのがいちいちモードを切り替える必要がないんです。

CanonEOS 5D Mark4を例に出しますけど、大体のカメラってこんな感じだと思います。上にモードダイヤルがあってファンクションダイヤルがあってって感じですね。

 

 

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EOS 5D mark4上部(引用元:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/5dmk4/face-design.html)

 

でも、モード切替ってSとかMとかAとか見慣れないものが多いし、自分はこれが正直いまいち好きになれないというか、覚えるのがめんどくさいですw

その点X-T1の場合、ISO感度シャッタースピード、露出、絞り(レンズ側)で独立したダイヤルがあって基本的にすべてA(オートの意味)に合わせておいて自分がいじりたい部分のダイヤルだけいじってあげればいいだけなのでモードなんてものが必要ないわけです。X-T1上部の写真でいうと左からISO感度シャッタースピード、露出、レンズの一番手前のリングが絞りです。(全部のレンズが同じ構造とは限りません)

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ただ、これはある程度写真を撮ってきたり知識が身についてきたら扱えるっていうものなので、いきなり初心者で使いきれるかと言われればそれまでなんですけどね。

 

でも逆にこういったアナログチックな形で知識を身に着けていくとフィルムカメラを扱いたいって時に少し役立ちそうな気はします。(実体験じゃないんでわかりませんが)

あと、ISO感度シャッタースピード、絞りの相関関係(1/3段とかのやつ)を学ぶのにもうってつけだと思います。

 

価格帯について

最後に価格帯についてなんですが、幅があまりないって書きましたけどカメラ本体は幅があります。レンズが価格帯が狭いんです。

これはどういうことかというと、ほかのメーカーだと比較的手を出しやすいある程度のレンズの価格帯があって(俗にいう撒き餌レンズ)、その次の価格帯って一気に桁が上がるんです。これはこれで一つの在り方だとは思うんですが、FUJIFILMは撒き餌レンズってものがありません。(キットレンズなどの低価格帯レンズもありますがあれはそもそもシリーズが違うので割愛)

その代わりにどのレンズを選んでも高品質です。一番使いやすいといわれている35mm(換算52.5mm)F1.4の方であれば5.5万ぐらいで買えます。しかも特に色収差やゆがみなんかもあまりなく神レンズといわれています。望遠とかになるとさすがに10万円超えてくるものが多いですが(最高70万)、標準~準望遠当たりであればあまり価格帯が変わりません。

※ちなみに記事作成時に確認したところEFレンズでのCanon純正レンズ最高額はは軽自動車が新車で普通に買える値段でした(;^ω^)

 

ここまでいいところ書いてきたけど...(短所)

こんな感じでいいことづくしかと思いましたが、書いてる途中で思いました。

 

こんなん初心者からしたらハードルが高すぎるって...

 

まず、見た目、色味に関しては個人の感じ方によると思うんで別にしても、操作系や価格帯に関してはちょっとカメラ未経験者からしたら難しいところなのかなって思います。

特に操作系なんて、恐らく最初は点でわからないと思うんでフルオートでやらないとまともに撮れないかもしれません。

その点オリンパスとかはおしゃれカメラといわれてますが、操作系も最低限で見た目で操作系がわかるような気がします。

 

あと、価格帯なんですが初心者の方からすると手を出すにしてはちょっと価格が高いのかなって思いました。こればかりは当人の予算次第だと思うんで一概に初心者にとって完全なデメリットかといわれるとそうではないのかもしれませんが、なんの情報もなくポッと買うにはハードルが高いのかなと...

 

それ以外にもバッテリーの持ちが少し悪いとかありますが、これはミラーレス全般に言えることかと思うのでFUJIFILMの問題ではないかな?

 

まとめ

まあこんな感じでいろいろと書いてきましたけど、少しでもFUJIFILMユーザーが増えてくれたらなと思って書いてきました。もし興味があったらコメントしてもらえれば答えられる範囲であれば答えますし、もし東京、名古屋、大阪、福岡の近辺に住んでたり、旅行で行く予定がありましたらFUJIFILMのサービスステーションでカメラ本体とレンズのレンタルがあるので実際に触ってみるのも一つの手かと思います。

 

fujifilm.jp

ということで今回は富士の病に侵されたDSLFUJIFILMはいいぞ~っていうお話でした。

それでは皆さんバーイ✋